ロータス創立者最後のプロジェクト「X100」。一台だけ作られた公道走行可能なプロトタイプが販売中




| ロータス創立者最後のプロジェクト |

ロータス「X100」プロトタイプが中古市場に登場。
これは1982年製となり、X100の市販化はロータス設立者である故コーリン・チャップマン氏が手がけた最後のプロジェクトだとされ、その際に一台だけが作られた希少なクルマ。
しかし当時ロータスの経営状態は芳しくなく、資金的理由によってプロジェクトは「凍結」されることとなったようですね。

いったんはプロジェクト凍結されるも解凍

同1982年にコーリン・チャップマン氏が死去したのち、ロータスはイギリスの実業家デイヴィッド・ウィッケンスが買収し、そしてこの「X100」プロジェクトを解凍。
しかしクーペではなくコンバーチブルへとボディ形状を変えて発売することになり、1984年に(制作済みであった)プロトタイプをオープン化したものが今回売りに出されている一台だそう。

デザイナーは不明ですが、実車はとにかく「四角い」という印象ですね。

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このプロトタイプは実走可能で、公道走行に必要な要件を満たしているために登録も可能。
エンジンはトヨタ製でカローラに積まれていた1.6リッター(トヨタとロータスは1970年代から協力関係にある)123馬力、トランスミッションは5速マニュアル。
車体重量はロータスらしく軽量さを誇っており、わずか895キロしかない、とされています。

内装においてもやはり「四角」イメージは継承され、かなり独特な雰囲気(当時としてはかなり先進的であったと思われる)。

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このX100プロトタイプについて、レストアが施されてコンディションは「展示可能レベル」、走行距離はわずか2,011キロ。
販売価格は730万円ほどとなるものの、世界に一台しか存在せず、そしてコーリン・チャップマン氏が関わった最後のプロジェクトということを考えると歴史的価値は高く、ロータスファンであればぜひ手に入れておきたい一台だと言えそうですね。

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なお、ディヴィッド・ウィッケンス時代にはほかに「エトナ(ジウジアーロデザイン)」がコンセプトカーとして発表されているものの、このX100ともども実際に発売されることなく、その後1986年にロータスはGM傘下に入ることになり、その際にこれらプロジェクトは消滅してしまうことに。

その後1993年にはロマーノ・アルティオーリ氏がロータスの経営権を取得して「エリーゼ」を発売するものの1996年にはマレーシアのプロトンに売却され、2017年には中国の吉利汽車がロータスを買収しています。

ロータス「エリーゼ」は実在する女性の名前だった!その女性がロータスを訪問し、当時のエリーゼと「再会」する

なおシャシーはこんな感じ。
エランに近いドライブフィールを持っている、とのこと。

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VIA:Hemmings

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Source: Life in the FAST LANE.




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