BMW「3シリーズ・ツーリング」のパテント画像流出!BMWはなぜ「オールロード」っぽいリフトアップ版を出さない?




| 早くも新型3シリーズに「ツーリング」設定? |

BMWはパリ・モーターショーにて新型3シリーズを発表したところですが、今回早くもその3シリーズのワゴンボディ、「ツーリング」のパテント画像が登場。
これはブラジルの特許庁に当たる機関に登録されたものだそうですが、登場時期が近いということを示唆しているのかもしれません。

なお、BMWはかねてよりワゴンボディを「ツーリング」と呼び、「ワゴン」という名称を避けているようですね。
この意図としては、「ワゴン」というと商用っぽいイメージを与えかねないということを回避するためだと思われ、アウディがワゴンを「アバント」と呼ぶのと同様かと思います(メルセデス・ベンツは”ステーションワゴン”と呼んでいる)。

文字通り「そのまま3シリーズ・セダンのワゴンボディ」

BMW-3series-wagon (1)

今回の画像を見ると、そのまま3シリーズをワゴンボディへと変更したもので、しかしリアクォーターウインドウの下辺が「上がって」いるためにスポーティ。
これはBMWが「X2」にて採用した手法でもあり、たったこれだけでずいぶん印象が変わるものだ、と思います。

BMW-3series-wagon (3)

そこでぼくが思ったのは、「BMWはワゴンのリフトアップ版を作らないな」ということ。
たとえばアウディはワゴンボディ(アバント)をリフトアップし、樹脂製のクラディングやロックガード風装備でワイルドに仕立て上げた「オールロード・クワトロ」を持ち、現在だとA4とA6に設定されています。



新型アウディA4オールロード・クワトロが本国で発表。邦貨換算580万円

そしてメルセデス・ベンツは「遅ればせながら」EクラスにアウディA4/A6オールロード・クワトロ同様の手法を用いた「Eクラス・オールテレイン」を発売。

メルセデス・ベンツが「Eクラス・オールテレイン」発表。4WDにエアサス装備の豪華アウトドアワゴン

しかしそれに対してBMWは現在「リフトアップしたワゴン」はゼロ。
たしかにBMWのワゴン(ツーリング)はメルセデス・ベンツ、アウディのワゴンボディに比べても優雅だと考えていて、BMWはその雰囲気が壊れることを懸念している可能性も。

なお、現在ワゴンボディは米国と日本では「不人気」だとされ、しかし欧州では比較的根強い人気を誇るボディ形状(中国でも目にしたことがないので人気がないと思われる)。
よって、欧州の嗜好にあわせて「優雅なワゴン」路線を貫くのも一つの手ですが、逆に販売の少ない米国や日本市場でのシェア増加を狙って「ワイルドなワゴン」を投入するのも一つの手かもしれません。

今の自動車市場は「SUV人気たけなわ」ですが、その次となるとまだまだ見えず、よって今のうちから先手を打っておくと良いのではとも思いますが、何かと効率重視の現代において、「将来のためにリスクを踏む」のは企業内にて意見として通りにくいのだろうとも考えています。

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Source: Life in the FAST LANE.




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