アストンマーティンDBXは「V8」エンジン搭載、販売目標は3850台/年。なお株式公開は「値下がり」で始まる




| アストンマーティンDBXはV8ツインターボエンジン搭載 |

アストンマーティンはじき「ブランド初」となるクロスオーバー「DBX」を発表する見込みですが、DBXにはヴァンテージそしてDB11に搭載されるV8ツインターボエンジンが搭載される模様。
つまりV12エンジンを搭載しないということではあるものの(そして先日ウワサされたV6ターボ+ハイブリッドという内容とも異なる)、これは株式公開(IPO)にかかわる投資家向けの資料において記載されていたものだとされ、となると「間違いない」ということに。

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高級SUV市場は一気に過密状態に

加えてその資料ではDBXを年間3,850台販売する見込みであること、ヴァンテージは3,250台の販売計画であることも記載され、ディーラーを現在の160から200に増加させる計画、2020年からウエールズにある新工場を稼働させることも示されていたようですね。

なお、ここでぼくが思うのは「急にラグジュアリーSUVが過密になりそうだな」ということ。
現在のところ2000万円を超えるラグジュアリーSUVとしてはベントレー・ベンテイガ、ランボルギーニ・ウルスの二台ですが(ロールスロイス・カリナンは別格なので除外)、ベンテイガが発売されるまで、ここは「空白地帯」。※メルセデスAMG G63もここに入れていいかもしれない

つまりは「以前存在しなかった」市場で、ここにベンテイガが切り込み、そこに年間で4000台の販売を目指すランボルギーニ・ウルスが参入し、今度はアストンマーティンDBXが3850台、そしてフェラーリの新型SUV「プロサングエ」も4000台以上の目標にて発売されることになりそう。
となると「何もなかった」ところに15000台程度がシノギを削ることになり、「大丈夫か」と思うわけですね。

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ただ、先日ランボルギーニ大阪さんにて行われたウルスの展示イベントに訪れた人びとの熱気を見るに、そしてウルスの納車が二年ほどのウェイティングリストを形成しているという事実を鑑みるに、「この価格帯の高級SUVは、皆が待ち望んでいたもので、15000台くらいはすぐに消化できるんじゃないか」とも。

そしてもし「すぐに消化」してしまうとスーパーカーメーカーの勢力図にも変化が見られることになりますが、下記は2017年通しての各メーカーの登録台数(カッコ内は前年比)。

マクラーレン 3,340台(+10%)
ランボルギーニ 3,815台(+10%)
アストンマーティン台 5,117(+58%)
フェラーリ 8,398台(+4%)
ポルシェ 246,375台(+10%)

もしランボルギーニ・ウルスのデリバリーが本格化すればランボルギーニは一気に8,000台レベルの販売となるのでフェラーリに迫り(プロサングエはすぐに出てこない)、アストンマーティンはヴァンテージ、DBXがこれに加算されて12,000台。

マクラーレンは4,000台以上は生産しないと公言しているので、あと2年後辺りの販売台数はメーカー間で相当な差が開くことになりそう(その後フェラーリはプロサングエで一気にリードするかも)。

アストンマーティンのIPOは「マイナス」からのスタート

なお、アストンマーティンは先日IPOつまり上場していますが、初日は「売り出し価格割れ」。
19ポンドに対して18.10ポンドで引けていますが、どうやら評価(もともとの売り出し価格)が高すぎた、と言われているようですね。

たしかにアストンマーティンは高い成長力を誇るものの、それはこの1年の話であり、その会社を「ずっと成長してきた」フェラーリと同じだけの評価(利益の20倍)を行うのは無理がある、と投資家が判断した模様。※アストンマーティンは過去に7度の倒産を経験している

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ちなみに上場後も株価は下落傾向にあり、10/11の株価は15.55ポンド。
ぼくは上場時にアストンマーティンの株を全力で買いに行く予定だったものの、どの証券会社も「取扱がない」と断られ、取扱が可能だった証券会社でも口座開設の時間が間に合わず「買えず終い」。

しかしながら、この結果を見るに、買えなくて良かった、とも言えそうですね。

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Source: Life in the FAST LANE.




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