【動画】ポルシェ718ボクスター・スパイダー激走中。変わり続ける718の立ち位置を考える




| ボクスター・スパイダーはいよいよ発表間近? |

ニュルブルクリンクを激走するボクスター・スパイダーのプロトタイプを収めた動画が公開に。
これまでにも何度かプロトタイプが目撃されているものの、いずれもナンバーや仕様が異なり、相当数の試作車を投入していることがわかります。

なお動画を見ると相当な速度で走っていることがわかり、ハードさすがボトムするくらいの勢いや、縁石をまたいでの果敢な「攻め」を見ることが可能。

今回のトップはブラック

なお、先日同じくニュルブルクリンクで目撃されたボクスター・スパイダーのトップはレッドでしたが、今回はブラック。
おそらく標準モデル同様にブルーとブラウンも選択できることになると思われ、スパルタンなそのスペックに比較して、「オシャレな」仕様も選べることになりそう。

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エンジンはケイマンGT4と同様にポルシェ911GT3に積まれる4リッター・フラットシックスを積むと思われ、出力はおそらく400馬力オーバーという説が有力ですね。

718への改名以降、ボクスター/ケイマンの性格は変化し続けている

ポルシェは2016年、ボクスター/ケイマンに「718」の呼称を与えてリニューアルしていますが、これはポルシェの誇る往年のレーシングカーの名称を復活させたもので、つまりポルシェはこれまで「プロムナード(街中)カー」としてきたボクスター/ケイマンにレースイメージを付与する方針である、ということを意味します。

986/987世代では完全に「911の下」という位置づけとなり、911を超えることが許されなかったものの、981世代では「ケイマンS」が911のサーキット走行タイムを超えたことがオフィシャルにアナウンスされ、ポルシェは718へと移行する前から、徐々にボクスター/ケイマンを呪縛から解き放つ準備を始めていたのかもしれません。

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その後、918スパイダーの登場が「ポルシェのピュアスポーツモデルはミドシップ」という方向性を改めて示し、その後「718」への改名にてボクスターとケイマンの方向性は明らかに変化することになり、「スポーツ寄り」の性格を強めたことになりますが、718ケイマン/ボクスターについては2019年モデルから「スポーツエギゾースト」が標準装備化されるというところを見ても、やはりその立ち位置が変化しつつあることがわかります。

そういった中での718ボクスター・スパイダーの登場ではありますが、ベースとなる718ボクスター、さらに718ボクスターS、718ボクスターGTSのパフォーマンスが大きく向上したことを考えると、ボクスター・スパイダーも立場上これらの「はるか上」を行くことになり、大きな期待がかかりますね。

986ボクスターSに乗っていた頃、ボクスターというと「プアマンズ911」という不名誉な呼ばれ方をしたものですが、今ではそういった捉えられ方もなくなり、ミドシップポルシェファンとしては嬉しい限りです。

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マクラーレン「スピードテールは1000馬力以上」。新型ハイブリッドに4リッターV8ツインターボ

| マクラーレン「スピードテール」は1000馬力オーバー |

マクラーレンCEO、マイク・フルーイット氏が、そのトップレンジ「アルティメット・シリーズ」より発売する予定の限定ハイパーカー「スピードテール」につき、「1000馬力を超える」ということを公表。
これはマクラーレンのオーナーイベントにて語られたもので、その場に招待されたトップギアが報じています。

加えてエンジンは既存の4リッターV8ツインターボとなることも同時に発表されたようですね。

どうやって1000馬力を達成?

なお、この4リッターV8ツインターボエンジンは現在マクラーレン720Sに採用されており、文字通り720馬力を発生。
ただしスピードテールにおいてはここからパワーアップがあると思われるものの、1000馬力にはまだまだ不足があります。

加えてスピードテールは「ハイブリッド」であることもすでに明かされていて、この不足分はエレクトリックモーターによって補われることになりますが、マイク・フルーイットCEOいわく、「このハイブリッドはP1に採用されたものと若干異なる」。

Mclaren BP23

ちなみにマクラーレンP1の場合、エンジンは3.8リッターツインターボ(737馬力)とハイブリッドシステム(1モーター)179馬力となり、合計で916馬力を発生。

ガソリンエンジンそのものも排気量アップに伴い(P1に比べ)パワーアップするのは間違いなく、かつハイブリッドシステムもバッテリー密度の改善によって出力向上すると考えられ、となると「1000馬力」はアッサリ超えるかもしれませんね。



マクラーレンは今後アルティメットシリーズを拡充する?

マクラーレンは現在その頂点として「アルティメットシリーズ」、その下に「スーパーシリーズ(720S)」、エントリーとして「スポーツシリーズ(540/570系)」を持ちますが、今回のスピードテールはセナと同じくアルティメットシリーズからの登場。

ただしお互いが鑑賞しないようにキャラクターを分けているのが特徴で、セナは「サーキット」、スピードテールは「公道」。
公道を走るのに1000馬力や時速400キロというのもアレですが、スピードテールは「快適なグランドツーリングカー」だとされ、「ほかのどのGTカーよりも速く目的地に到着する」ということを考えているのかもしれません。

アルティメットシリーズのような超限定モデルは非常に利益が高く、よって「億」というプライスタグをつけるモデルについては現在各社がこぞって投入しているところ。

ただ、こういったモデルを購入する人は限られているので、一人に複数台購入してもらうには「キャラクターを分ける」よりほかなく、よって「サーキット」「ツーリング」といった方向性が付与されるのだと思われます。

マクラーレンが新型ハイパーGT”BP23″の名称につき「スピードテール」となることを公表。「究極のロードカーになる」

なお、スピードテールはすでに「完売」していると思われますが、ネット上ではスピードテールを購入したと思われるオーナーも。
パガーニ・ウアイラ・エルメスを注文したオーナーのガレージには、スピードテールをオーダーした人のみに配布されるというオブジェが置いてあり、この人はすでにスピードテールを発注したことは間違いなさそう。

【動画】パガーニ、ケーニグセグ、ブガッティetc。ハイパーカーばかりが納まる総額23億円のガレージが公開

 

 

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ポルシェ718ケイマンの納車準備編。今回は洗車用具を新調してみた

| TTを売却し、またひとつ新しい時代が始まる |

さて、アウディTTも引き渡すこととなり、しかしいつまでも感傷に浸っているわけにも行かず、次にやってくるポルシェ718ケイマンの納車準備を進めている最中。
今回は「洗車用品」ですが、アウディTT最後の洗車を終えたのち、それまで使用していた洗車用のウエスなどを一新することに。
しばらく使用していて汚れが蓄積していて、それを新車に使用するのもなあというところもあり、そして「久しぶりのポルシェなので」新しいもので迎えよう、という気持ちも。

画像は新しい洗車用ウエス類ですが、左からホイール表面清掃用のムートン、グレーのマイクロファイバーはホイールのスポーク裏側やホイール内側用、ピンクはボディ上半分用、ブルーの毛足が深いものはボディ下半分用、そして右端のブルーはホイールハウス用。

洗車用洗剤はいつものように台所用(とくにこだわりはないが”ジョイ”が好み)、そして洗車バケツも今まで使用していたものをそのまま使用(15年以上使っているが問題はない)する予定です。

ポルシェはボディに水をかけた時の流れ方が違う

ポルシェはこれで4台目の購入であり、直近だと981ボクスターも所有していたので、おおよそケイマンの洗車についてもとくに苦労するところはないと認識していますが、まず考えないといけないのはボディコーティング。

これは先日ランボルギーニ・ウラカンのコーティングメンテナンス、内装コーティングをお願いした「煌(きらめき)」さんに依頼することになりますが、今回のケイマンはフルレザー内装でもなく、かつ汚れが目立ちにくいブラック内装ということもあって、内装コーティングは「ナシ」で行こうと考えているところ。

ちなみにぼくは納車前に「ウォッシャーノズル」「リアのテールランプ中央にある”PORSCHE”文字」をグロスブラックにペイントしますが、コーティング以来時には「ペイントしている」ということを伝えることが必要。
というのも、納車後にペイントした部分はメーカーの工場にてペイントしたものよりも弱く、強く磨くと塗膜が薄くなる可能性があるため。
加えてリアのPORSCHE文字はメッキの上にペイントすることになり、そして「文字の端が角ばっている(塗料が乗りにくい)」ために一層の注意を払う必要がありそう。

なお、ポルシェは前後フェンダーが盛り上がっていて(フロントはそのせいで”カエル”っぽいとも言われる)、そのために水をボディにかけた時の水の流れ方が他のどの車とも全く違うのが面白い、と考えています。

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レゴ×ブガッティ。実物大で走行可能、ライトも光ってウイングも動くシロンが登場。「ちょっと離れると本物と見分けがつかない」

| なんと実走可能な実物大レゴ。ライトが光り、ウイングも可動する |

ブガッティとレゴ(LEGO)が、かねてより予告していた、「実物大の、レゴで組み立てた実走可能なシロン」を公開。
これまでもマスタングやマクラーレン720S、フェラーリF1マシン、ポルシェ911GT3など「実物大レゴ」が造られてきたものの、さすがに「走行できる」のは初めて。

なお動力源は2,304個のレゴテクニック用モーターで、合計出力は5.3馬力。

「スゴいなこれ」という言葉しか出てこない

組み立てに使用されたブロックは「100万個以上」。
設計から製造にかかった時間は13,438時間だとされ、上述の通り2,304個のモーターを4,032個のギア、2,016本のシャフトで駆動。

個のシロン自体の重量は1500キロとのことですが、これらレゴテクニックのモーターは「レゴ・シロン」を時速20キロで走行させることができるといいます。

こちらがそのモーターたち。

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これらの出力軸を集めてチェーンで駆動し、これを車軸へ伝達。

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メーターもちゃんと機能。

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シートも再現。

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ステアリングホイールも実車同様。

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ダッシュボードを製作中。
ステアリングホイール、アクセルやブレーキペダルは「実際に機能する」とのこと。

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ブレーキまでもレゴ!

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実際に走行させるため、車体の内部も実車に近い構造を持つようですね。
さすがにタイヤとホイール、アクスル、ステアリングラックは実車のパーツを流用しています。

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ヘッドライトはもちろん、テールランプも発光可能。

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完成したレゴ・シロンと実車のシロン。

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このレゴ・シロンは「実物大の、レゴで造られたクルマとして、世界初の自走可能なもの」とのこと。
実際にこのシロンを走行させた元レーシングドライバーのアンディ・ウォレス氏いわく、「20メートル以上離れると、本物のシロンと見分けがつかない」と語っていますが、まったくの同感です。

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それでは動画を見てみよう

こちらがそのレゴ・シロンを実際に走行させる動画、「Working LIFE-SIZE Bugatti Chiron made from LEGO Technic」。
ライトがシーケンシャル点灯する様子、リアウイングが展開する動きも記録されていますが、これがレゴで造られているというのが信じられないほど。

ほか、Shmee150氏も「They Made a Bugatti Chiron in FULL SIZE WORKING LEGO!」を公開。
実物のシロンにも試乗しています。

他にもある、レゴで作られた実物大のクルマ

レゴは比較的自動車メーカーとのタイアップに積極的で、これまでにも様々なメーカーとの共同作業にて作品を作り上げ公開しています。
ここでその一部を見てみましょう。

まずはポルシェ911ターボ。

レゴとポルシェがタイアップ。実物大911ターボを製作して公開へ

トヨタ・カムリも。

今度はトヨタがレゴにてつくられた実物大カムリを公開。重量400キロ、製作には900時間

フェラーリF1。
どうやって設計するか、も動画にて紹介しています。

レゴが「実物大」フェラーリF1を製作。設計から製作の過程、完成までを動画で公開

マクラーレン720Sも。

マクラーレンがレゴで実物大720Sを制作。2000時間をかけて28万ピースを使用し重量は1.6トン

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マクラーレン・セナがニュルを走行中。これまでタイムに挑戦したことがないマクラーレンが走る理由とは?

| マクラーレンは公式にニュルでのタイムアタックを行わない |

マクラーレン・セナがニュルブルクリンクを走っている姿が目撃に。
ボディサイドに「VP724-P15 プロトタイプ・ビークル( Prototype Vehicle)」を記された個体で、これまでにも何度か目撃されているものですね。

こういったプロトタイプは数台~十数台が製造されていると思われますが(量産車の場合は数十台)、それぞれには役目があり、「冬季テスト」「酷暑テスト」「クラッシュテスト」「最高速テスト」「など。

市販車発売のためにそれぞれ過酷な役割を振られることになり、しかしこういったプロトタイプがあるからこそ、ぼくらは安心して市販モデルに乗れるわけですね。

セナはニュルブルクリンクに挑戦?

なお、マクラーレン・セナはその価格9926万円、限定500台、重量1198キロ、出力789馬力。
P1の916馬力よりは低い数字ですが、これは(P1に備わる)ハイブリッドシステムを持たないためで、しかし逆にP1の1395キロにくらべるとかなり軽量。

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マクラーレンはセナの発売時に「ハイブリッドシステムを外した」ということはかなり興味深い事実でもあり、つまり「サーキットのタイムを詰めるには、現時点ではハイブリッドシステムは文字通り重荷」だと判断したものと思われます。

代わりに搭載されたのが「ポッド」を持つアクティブエアロシステムですが、現時点では軽量化やエアロダイナミクス向上が「速く走る」には有用、ということなのでしょうね。

マクラーレンが「セナ」新色とその秘密を公開。「シートは3kgしかない」「機能のためにデザインを犠牲にした」

なお、マクラーレンはこれまで公式にニュルブルクリンクに挑戦したことはなく、そのためいずれのモデルにおいても公式なタイムは「なし」。
その理由は不明ですが、同じくオフィシャルでニュルブルクリンクのタイムを公表しないフェラーリとともに、「レースで勝つことで存在意義を証明する」ということなのかもしれません。

もしくは、「目に見える数字よりも、ドライブフィールなど、もっと大事なことがある」と考えているのかもしれない、とも思います(実際にフェラーリを運転するとそう感じる)。

その意味においては、何度かフェラーリやマクラーレンのニューモデルがニュルブルクリンクで目撃されてはいるものの、それは上述のように「それぞれのプロトタイプが、与えられた役割を全うしている」のであって、タイムアタックのためではないのかもしれません。

フェラーリはやっぱり「馬」?乗り手の要望や要求を理解し、操作に対する準備が常にできている

それでは動画を見てみよう

こちらがマクラーレン・瀬長ニュルブルクリンクを走る動画、「MCLAREN SENNA SPIED TESTING AT THE NÜRBURGRING」。
けっこうゆっくり走っているように見え、やはりデータを拾っているのかもしれませんが、ここまで各メーカーがニュルブルクリンクのタイムを重視しはじめると、マクラーレンも「看過できない」と考えた可能性がありそう。

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購入したポルシェ718ケイマンのいわゆる「ディーラーオプション」はどんなものを選んだのか見てみよう

| ポルシェ718ケイマンの”ディーラーオプション”はどんなものを選んだのか |

さて、ポルシェ718ケイマンに装着されているオプションにつき、ここでそれぞれの内容を紹介してみたいと思います。
ぼくのポルシェ718ケイマンはポルシェセンター北大阪さんが店頭販売用に「見込み」で発注したもので、ディーラーの経験上”売りやすい”人気オプションが装着されている、ということに。

これまでは内外装のオプションについて紹介してきましたが、ここでは「それ以外」のもの、自分で後から選択できるオプションを紹介したいと思います。

工場装着オプション以外にはどんなものを選んだのか見てみよう

ポルシェスケジュールドメンテナンス(3年):288,360円

これはいわゆるメンテナンスパッケージ。
ポルシェはオイル交換にかかる費用がけっこう高く、その他エアコンフィルターやブレーキパッドなどの消耗品もこれでカバー。
ぼくは通常こういったメンテナンスパッケージに加入することはありませんが、今回の718ケイマンは「距離をかなり走る」ことになりそうで、「まあモトが取れるだろう」と考えて加入することに。

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ホイールペイント:216,000円

これは「ディーラー純正オプション」というわけではありませんが、ポルシェセンター北大阪さんに依頼して塗ってもらうもの。
金額的にはそのあたりに「塗りに出す」のと同程度で、あちこちに車を持ってゆく面倒さを考えると「1箇所で」済ました方がよく、納車前に一気に塗ってもらうこととしています。

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カラーはグロスブラックを選択していますが、基本的には何色でもOK(色見本を見せてくれるので、そこから選んでもいい)。
塗り分けなしの一色だとこの価格で、塗り分けを行うと27万円くらいとなります。

レーダー探知機/ドライブレコーダー取り付け:各17,820円

こちらは納車前にポルシェセンター北大阪さんに、前もって購入しておいたレーダー探知機やドラレコを持ち込んで納車までに取り付けてもらおうというもの。
自分でも取り付けは可能ですが、新車ですし「もしも」のことがあってはいけないので、ここはプロにお願い。

なお、レーダー探知機の取り付け位置については「暫定」で、のちにステーを自作する予定。

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「PORSCHE」レターペイント:59,400円

リアのテールランプ左右にある「PORSCHE」文字をグロスブラックにペイント。
ホイールと同じカラーなので、同時に塗ってもらってコストを下げているため、金額は下のヘッドランプクリーニングノズル塗装とあわせたもの。

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ヘッドランプクリーニングノズル塗装:9,504円

これもホイールと同じグロスブラックに。
引っ張ればズポンと抜けるので、これくらいであれば自分でも塗装はできるのですが、ウレタン塗料の手配などを考えるとけっこう面倒なこともあり、ホイールと一緒に塗ってもらえばいいや、という判断(よって一緒に塗装したので塗装費用は他に含まれている)。

なお、工場装着オプションとして「ボディカラー同色ヘッドランプクリーニングシステム34,000円」というものがありますが、あとで塗った方がこれよりもずっと安く上がる、ということになりますね。

ちなみにもとの部品は「メッキ」なので塗料が乗りにくく、新たに無塗装のパーツを取り寄せての塗装です(パーツ代は1個あたり4,752円)。

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ティンテッドテールランプ:約96,000円

これは注文時に工場装着オプションとしても注文でき、その際の価格は77,000円。
ただしぼくのケイマンはすでに「通常テールランプ装着」にて生産が完了してしまっていて、後付け以外方法はなく、しかし国内で購入すると非常に高価であり、そこでアメリカのポルシェディーラー「サンコースト」へ注文することに。

特にぼくのケイマンは外装が「モノトーン」で統一されており、かつ各部をブラックでペイントしているため、これに交換した効果は非常に大きい、と考えています。

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スポーツテールパイプ:約65,000円

こちらも工場装着にて注文(88,000円)できるものの、テールパイプ同様の理由にて「後付け」。
やはりサンコーストへと発注しており、これをポルシェセンター北大阪さんにて取り付けてもらっています。

本来は純正装着されているテールパイプをグロスブラックにペイントしようと考えたのですが、そうすると「保証が効かなくなる」ということなので、やむなく純正の「ブラック」テールパイプを購入。

形状は純正の「台形」から「丸二本出しへ」と変化します。

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新型レクサスRC発表!LCやLSとの共通性が増し、さらにはレクサスの未来を示唆するデザインに

| 意外とデザインは変わっていた |

レクサスがそのフラッグシップクーペ、「LC」のフェイスリフト(マイナーチェンジ)版を公開。
実車の展示はパリ・モーターショーの予定ですが、ひとまずはオンライン上での公開となります。

全体的には、LSやLCなど最新モデルに採用された意匠を取り入れており、かつLCとの共通性が強調され、そのうえでこれまでにないデザインで「未来」を提案してきた、という印象。

レクサスによると、新型RCの特徴は下記の通り。

・フラッグシップクーペLCの流れを汲むスポーティかつエレガントなエクステリア
・ 高い質感に加え「運転の愉しさ」を際立たせるインテリア
・LCの「より鋭く、より優雅」な乗り味を継承した走りの作りこみ

レクサスRCのエクステリアはこう変わった

レクサスRCは2014年の発表となりますが、今回のマイナーチェンジは「モデルライフ中期」の化粧直し。
ただし化粧直しというにはその変化幅は大きく、内外装にわたって改良が施されています。
なお、日本での発売は2018年10月下旬、とのこと。

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エクステリアだとまずヘッドライトにスピンドルグリル、そしてバンパーデザインが変更に。
下の画像は現行型のレクサスRCですが、新型ではヘッドライトとクリアランスランプ(デイタイムランニングランプ)とが一体化していること、ライト内部には「超小型3連LEDヘッドランプユニット」が組み込まれていることがわかります。
さらにデイタイムランニングランプはL字型を継続しながらも、これまでの「LED」の光を直接見せる」ものから透過式へと変更されているようですね。

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さらにはフロントバンパー左右のエアインテークが大型化され、スピンドルグリルは「メッシュ一体型」となり、LC、LSと共通するデザインを採用しています。

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リアはフロントに比べると現行との変化は小さく、リアバンパーサイドのダクトが強調されたほか、テールランプ形状が変更になり、やはりヘッドライト同様に「L字」の発光が透過式に。

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下の画像は現行モデルで、これと比較するに、新型レクサスRCについて、テールランプは「部分的に出っ張ったり」しているところが「普通」な形状に改められ、ヘッドライトとも共通しますが(フロントはクリアランスランプが別体式だったり)、これは新型レクサスRCにおいて特筆すべき部分。

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全体的な印象としては、細部で奇をてらうのではなく、全体的なプロポーションや、面の「うねり」を強調してきたようにも思います。
そして、各パーツを目立たせるのではなく、車体のデザインの中に組み込み、塊感を強調しているような印象ですね。

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なお、レクサスによれば空力性能が向上しており、タイヤやサスペンション、エンジン特性やステアリングフィールにも改良の手が及んでいるとのことで、実際に運転してみるとけっこうな「フィーリングの違い」があるのかもしれません。

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「RC F Sport」では、新しいFメッシュパターンほか専用の内外装が用意され、LC/LSにも共通するデザインの19インチアルミホイールを装着。
画像を見るとブレーキキャリパーは「ゴールド」のようですね。

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新型レクサスRCのボディカラーは、新しく設定された「ネープルスイエローコントラストレイヤリング」「スパークリングメテオメタリック」含む11色。

レクサスはLCにおいても、欧州では専用色「フレア・イエロー」を採用したレクサスLCイエロー・エディション、北米でもイエローのボディカラーを持つLCインスピレーション・コンセプトを発表しており、「イエロー推し」な雰囲気も。
もしかするとハイパフォーマンスカー/グレードにおいては、「イエロー」をそのイメージカラーとして周知させたいのかもしれません。

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新型レクサスRCのインテリアはこう変わった

インテリアだとヒーターコントロールパネルとオーディオパネルがヘアライン仕上げとなって質感が高くなり、ニーパッドが大型化。
コンソールにはLC同様のアナログクロックを採用していますが、これはレクサス内における「クーペ共通のアイデンティティ」をもたせたためだそう。

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Fスポーツのインテリアだと、アルミやダークグレーヘアラインなど5色のオーナメントパネルを選べる、とのこと。
こちらの画像はF Sport専用色の「ブラック&アクセントマスタードイエロー」で、新型RCでは、これを含む7色のインテリアカラーが選択できるようですね。

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レクサスRCは中古だと魅力的な選択肢

レクサスRCの現行モデルについて、その価格はRC350で6,086,000円~、RC300hで5,740,000円、RC300では5,300,000円~。
全長4,695ミリ、全幅1,840ミリ、全高1,395ミリという堂々たるサイズを誇るクーペ。
出力はRC300では245馬力(2リッターターボ)、RC350で318馬力(3.5リッターV6)となかなかにパワフルです。

なんといってもレクサスRCの魅力はその優美で力強いスタイルだと考えており、登場から4年が経過した今でも、街で見かけると目を奪われるほど(とくにリヤフェンダー)。
さらにはレクサスブランドというプレミアム性もありますが、「クーペ不遇」の時代にあって中古市場は比較的安価で推移している模様。

2014~2015年登録だと驚くことに300万円台で入手でき、誰がどう見ても「このクルマが300万円台だとは思うまい」という一台。
よって正直「レクサスRCは中古だと相当にお得」だと考えています。

加えて比較的年式も新しく、レクサスなので装備も充実していて壊れる心配もなく、かつ美しいスタイルを持ち、レクサスというオマケつき。
クーペの購入や、300万円台でイバリの効く中古車を探している人にとっては「これ以上ない」という選択肢かもしれません。

VIA:LEXUS

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レクサス レクサスRCがマイナーチェンジで新型レクサスRC誕生!

レクサス・RC

トヨタ自動車TOYOTA)の高級ブランドであるレクサスLEXUS)が、2014年より製造販売を行っているラグジュアリークーペレクサスRCLEXUS RC)が、約5年ぶりにマイナーチェンジを行い、新型レクサスRCが誕生します。

 

レクサスRCの車名の由来ですが、「Radical Coupe」=「急進的な、先鋭の、新しい、面白い」という意味が由来となっています。

 

レクサスRCの歴史

レクサスSC

レクサスRCの原形となったクルマは、トヨタ自動車より販売されていた3代目ソアラになります。

 

レクサス車としては、1991年から2001年まで販売されていたレクサスSCになります。

 

2代目レクサスSC

2代目レクサスSCは、2001年にフルモデルチェンジされ、2010年まで製造販売されていました。

 

日本国内での販売は、トヨタ自動車から4代目ソアラが販売されていたこともあって、2005年から2010年までの5年間と短い期間となっていました。

 

初代レクサスRC

初代レクサスRCは、2代目レクサスSCの生産終了後、約4年後の2014年より製造販売が開始されました。

 

2014年の発売時には、レクサスRCとレクサスRC FLEXUS RC F)が同時発売されました。

 

新型レクサスRC

2代目レクサスRC

こちらが、マイナーチェンジ後の2代目レクサスRCのエクステリアになります。

 

キレイな流線型を描いたボディラインが非常にかっこいいですね。

 

また、ヘッドライトユニットが刷新されており、デイライトのデザインもこれまでのレクサス車ととは異なるデザインに変更されています。

 

スポーツクーペのため、Fスポーツ仕様のスピンドルグリルが採用されメッシュ仕様になっていることが確認できます。

 

改良ポイント

新型LEXUS RCは、LEXUS LCの遺伝子を受け継ぎ、次世代のレクサス者のデザインと走破性能を継承して開発されました。

 

初代レクサスRC以上に、魅力的なスポーツクーペを目指して開発されています。

 

また、レクサスならではの高級感と快適性、更には、楽しく運転できるクルマとしてインテリアのデザインも刷新されているようです。

 

足回りは、レクサスLCで培った「より鋭く、より優雅」を継承し、空力性能の見直し、サスペンションの改良、エンジンとステアリングとのフィーリングなどの細部に至るまで見直しが図られています。

 

新型レクサスRCの特徴

フラッグシップクーペLCの流れを汲むスポーティかつエレガントなエクステリア

RCが特長とするクーペらしいダイナミックなプロポーションを活かすとともに、華麗な意匠を継承する事を目指しました。

 

具体的には、ヘッドランプから下に伸びるバンパー角っこの造形や、上下で開口比率を徐々に移り変わりさせたメッシュパターンのスピンドルグリルなど、ポイント的な意匠を採用。

 

加えて、超小型3連LEDヘッドランプユニットを縦方向に配置し、L字型のLEDクリアランスランプとのまとめ合わせで、新型RC独自の精悍かつ端麗な表情を創出しました。

 

リヤは、バンパー角っこにエアダクトを設け、操縦安定性を向上させるとともに、タイヤの踏ん張りを強調する造形で、走行性能の高さを表現しています。

 

他にも、リヤコンビネーションランプをL字がより際立つ意匠とする事で、LEXUSクーペとしての記号性を強調しています。

 

ボディ色合いは、軽快さを際立たせる新規設定色ネープルスイエローコントラストレイヤリングやスパークリングメテオメタリックを含む全11色を設定しました。

 

FSPORTは、ブランド一体化の新しいFメッシュパターンをはじめとする、専門の内外装グッズのほか、LS・LCの意匠を継承した力強い意匠の専門19インチアルミホイールを採用しました。

高い質感に加え「運転の愉しさ」を際立たせるインテリア

ヒーターコントロールパネルとオーディオパネルを質感の高いヘアライン*2調に手直しし、大型化した二―パッドで両端から挟み込む構成とする事により、上質なゆとりスペースを実現しました。

 

インストルメントパネル上にLCと共通のアナログクロックを採用する事で、LEXUSクーペとしての共通性を付与しました。

 

オーナメントパネルは、FSPORTに本アルミ(名栗*3調完成/シルバー)やダークグレーヘアラインを新採用し、全5種類を設定しました。

 

インテリア装飾色は、LCを継承したオーカーのほか、黒の表皮に大人なたイエローを強調ポイントとして取り合わせた新規設定色黒&アクセントマスタードイエローなどのFSPORT専用色を含む全7色を設定しました。

LCの「より鋭く、より優雅」な乗り味を継承した走りの作りこみ

フラッグシップクーペLCの走りのコンセプト「より鋭く、より優雅」な走りを継承し、運転の楽しさを感じられる車両特性を目指しました。

 

具体的には、空力性能やサスペンションの改良、徹底的な走りこみに基づくパワートレーンのチューニングなど、細部までこだわり抜いて製作を実施。

 

高い車両安定性によるフラットかつ滑らかな乗り味と、LC譲りの運転操作に忠実なハンドリングを味わえる優れた運動性能を実現しました。

 

サイドウインドウモールのフィン形状化や、リヤバンパーへのダクト付け足しによるホイールハウス内の圧力移り変わり低減など、空力性能に徹底的にこだわり、操縦安定性を大幅に向上させました。

 

19インチホイール装着車にグリップ性能を高めたタイヤを新採用し、優れた操舵応答性を実現しました。

 

サスペンションは、ストローク速度が極めて低い状況から十分な減衰力を発揮する改良型ショックアブソーバーや、より高剛性のブッシュを採用。

 

走行テストを重ねて細部に至るまでチューニングを施す事で、フラットな車両姿勢と高い運動性能を両立しました。

 

2.0?ターボエンジンのアクセル操作に対するレスポンスを向上し、よりダイレクトな加速フィーリングを実現しました。

発売時期

新型レクサスRCは、2018年10月2日から10月14日までフランスのパリで開催されるパリモーターショーで世界初披露される予定となっています。

 

新型RCの日本での発売は、2018年10月下旬を予定しているようです。

Source: AIS 自動車情報サイト automobile information site

ポルシェの最新世代、しかもGT系や限定モデルばかりを集めるカップル。911Rはなんと色違いで二台

| ポルシェマニアは筋金入りが多い |

これまでも様々なポルシェフリークを紹介してきましたが、今回はドイツ在住の「11erarchiv氏」を紹介。
同氏はインスタグラムアカウントも解説しており、そこでは数々のコレクションを見ることができますが、今回は動画が公開されており、その驚愕の内容を見てみたいと思います。

自宅はまるでポルシェディーラーのようだ

なお、こちらは自宅ガレージのエントランス。
イキナリ出迎えるのは「911史上、もっとも高価な」911ターボSエクスクルーシブ・シリーズです。

911

こちらはその911ターボSエクスクルーシブ・シリーズのボディカラー同色キー。

911-2

ガレージの中に入るとそこは911だらけ!
なんと911Rが二台、ほかにも複数の911GT3RS、997世代の911スピードスターほか、「レアモデルしかない」状態です。

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左は911R(隠れているものの、その横にもこう一台911Rがある)、手前には911GT3RS。

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そのほかにも911がたくさん。
基本的にはブラックやホワイトが多く、あとはライトブルーやパープルも。
レッドやイエローといった明るいカラーは好みではないようですね。

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空冷世代を愛するポルシェフリークは多く、しかしこの11erarchiv氏は水冷、しかも最新世代の911ばかりで、かつGT系やターボなど「役モノ」ばかり。
さらには同じモデルを色違いで複数所有するなど、常人には理解しがたい内容となっていますが、そこが「ポルシェフリークのポルシェフリークたる所以」と言えそうですね。

なお、以前に紹介した「4つのホイールのカラーが異なる」ポルシェ911GT3RSもこの人の所有であるようですね。

4本のホイールが全て違う色。それでもなぜかマッチング良好なポルシェ911GT3

それでは動画を見てみよう

こちらがそのガレージを紹介する動画、「This Porsche collection will blow your mind! 911R, GT3RS | Part 1」。

ほかにもまだいる、世界のポルシェマニア

世の中には様々な人がいて、ここではその一部を見てみましょう。
まず、かの有名なマグナス・ウォーカー氏。
子供の頃ポルシェで働きたい、とポルシェに手紙を送り、その後無一文から成功してポルシェコレクターに。

15歳で退学し、無一文からポルシェコレクターとなった男。ポルシェに招待され工場を訪問

古いポルシェばかりを集め、しかも日常的に乗る男。

ポルシェがあるコレクターを紹介。「ポルシェは乗るべきクルマであって、ガレージに保存しておくものではない」

水冷のGT系から「空冷」へと足跡を逆に辿った人も。

ジンガー・ポルシェを日常の足として乗る男。991GT3からレトロなジンガーへ

こちらはポルシェ911のためにガレージを作った男。
一口にポルシェマニア、といっても色々な人がいるものですね。

父の欲しがっていたポルシェ911を手に入れ、理想のガレージを作った男の物語

 

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「業界最速で成長」するアストンマーティンが年内にも株式公開。アストン株を買うべき9つの理由

| とりあえず現金化出来るものは現金化してアストン株を買おう |

アストンマーティンCEO、アンディ・パーマー氏が「年末までにロンドン証券取引所に上々の見込みだ」と公表。
ロイターによると、アストンマーティンはすでに必要な手続きを終え、その市場価値は7000億円ほどになる、と見積もっています。

アストンマーティンはこれまで長らく赤字を続けてきたものの、2017年には通年で8年ぶりに通年で黒字転換。
現在も大きな成長を続けていて、今後もさらに利益が新調する可能性が大きいと見られていますが、昨年はじめて上場の話が出た際には「時価総額3500億円」と言われていたのに、最近ではその倍の「7000億円」へと大幅に上方修正されるなど、予想を上回る成長を続けている企業でもありますね。

アストンマーティンがここ10年の第一四半期で初めて黒字化。DB11効果で利益倍増

なぜアストンマーティンは成長を続けるのか

現在のアストンマーティンCEOを務めるのはアンディ・パーマー氏で、ずっと日産にてカルロス・ゴーン氏の右腕として活躍した人物。
同氏は16歳のときに自動車業界に入り、実力のみで2006年に日産の執行役員、2011年には日産の副社長にまで登りつめた人物。

カルロス・ゴーン氏はすでに退任していますが、もし2014年にアンディ・パーマー氏がアストンマーティンに移っていなければ、現在の日産の社長はこの人だったんだろうな、とぼくは考えています。

日産自動車における「約束された将来」を捨ててまで赤字のアストンマーティンCEOを引き受けたのは「トップでいることに意味があると考えたから」だとアンディ・パーマー氏は語っていますが、1966年生まれなので今年55歳、ということになりますね。

ぼくは常々アストンマーティンの戦略、つまりアンディ・パーマーCEOの指揮については自動車業界でもっとも優れていると考えていますが、その理由は下記の通り。

万年赤字のアストンマーティンを復活させた男、アンディ・パーマーCEO。日産副社長からの転身に「トップでいることに意味がある」

製品よりも体験を売っている

アストンマーティンは高級車ブランドで知られ、そしてクルマの性能ではなく「ブランド」を売ることに長けている、と思います。
007映画への車両の提供によってイメージを高め、顧客に「自分はボンドカーに乗っている」という満足感を与えたり、「ラゴンダ」を招待した顧客のみに販売して優越感を与えたりといったことが端的な例ですが、他の自動車メーカーが「スペック」をウリにしているのとは異なる戦略を持ち、そのため顧客のロイヤルティが高いブランドに成長している、と考えられます。

アストンマーティンが007映画6作品に登場した「DB5」を復刻。映画と同じ仕様でナンバーも回転

富裕層相手のビジネスに強い

アストンマーティンは高級車を販売するのと同時に、それらを買う人々のライフスタイルを満たす製品を提供することを考え、よって富裕層が「身の回り全部がアストン」と考えたくなるような製品群を提供していて、それは「タワーマンション」や「潜水艦」など。
今後もさらに幅は広がってゆくと思われます。

アストンマーティンが今度はタワーマンション建設。ペントハウスはプール付き、56億円ナリ

ブランド価値を活用した利益の出し方を心得ている

アストンマーティンというと歴史のあるブランドですが、その歴史(伝統ともいえる)を活かして「ザガート」シリーズを販売したり(かなり儲かる)、過去モデルの復刻を行ったり、はたまた「招待制」にてラゴンダを販売したり(売る相手を選んでいる)、と持てる資産をフル活用。

資産を持っていることも強みですが、その資産を「とことん活用」している企業は意外と少なく、しかしアストンマーティンは余すところなくこれを活用。

One-77、ヴァルキリーといった「超高価な」製品も大きく利益に寄与していますが、こういった「富裕層向けの限定商法」もアストンマーティンが得意とするところ。

アストンマーティンがヴァンキッシュ・ザガート”スピードスター”発売のウワサ。28台限定、1億7000万円

新規カテゴリ参入に熱心

ブランド初のクロスオーバー「DBX」、これも初となるエレクトリックカー「ラピードE」、レーシングイメージを活かした「AMR」など、新しいカテゴリにも積極的に乗り出し、どんどん利益を上乗せ中。

上の方と被りますが、潜水艦やマンションも同様です。

アストンマーティンがニュルに「AMRパフォーマンスセンター」開設。クルマを借りてニュルを走ることも可能

バランスの取れた投資

アストンマーティンは何にでも積極的ですが、その積極性のバランスの良さが特徴。
たとえば「売れるからSUVばっかり作る」ということもなく、中国市場向けにはSUV(DBX)、富裕層向けにはラゴンダや超限定モデル、レースイメージを作るにはAMRやレース用車両の展開、未来に向けてはラピードE、デザインや情報収集は日本などメインマーケットで行い、プロモーションやイメージ作りは映画(007)にて、さらには今まで存在しなかったミドシップスポーツへの進出、富裕層向け新規ビジネス展開、など。

たとえばポルシェの場合は「エレクトリック偏重」で、もしこれが失敗したら危ないんじゃないかと思うこともありますが、アストンマーティンの場合は「バランス良く、安定して成長することができ、失敗してもダメージが少ない」という理想的な配分だと思います。

アストンマーティンが日本に注力。「日本重要。新しく日本法人や研究施設を設立し日本市場を拡大する」

ときにはプライドを捨ててでも利益を取る

アストンマーティンはかつて中国企業の生産するパーツでリコールを出して「痛い目」を見ていますが、それでも販売先や資金獲得先として中国は魅力的。
よってイギリス首相と中国を訪問したり、逆に中国から使節団を招いて接待することも。

感情に左右されず、利益を優先する姿勢は「なかなか貫けるもんじゃない」と思います。

アストンマーティンが対中国ビジネス強化。今後5年で1000億円の投資を行うと発表

困ったときはパートナーと組む

アストンマーティンのビジネスは「スピード」を重視しているようで、そして求めるスピードを満たすには積極的にパートナーと組む姿勢が見られます(自分たちだけでやるより速くて効率的。日本企業はこれがなかなかできない)。

たとえばミドシップハイパーカー「ヴァルキリー」開発、市販バージョンのミドシップスポーツカー開発についてはレッドブルと協業。

さらにEVでは中国企業、ほかザガートや潜水艦のトリトン、プロモーションにおいては「007」、といったところも同様かもしれません。

そしてメルセデスAMGと提携し、エンジンや制御系についての品質向上(と開発コスト低減)を図ったのも記憶にあたらしいところ。

これによって、自身の持つポテンシャルが倍加することになり、1+1=2ではなく、これが3にも4にも、ときには10にもなるようなビジネス手法を展開している、と考えています。

アストンマーティンのミドシップスポーツは2021年登場。レッドブルと共同開発、モロにフェラーリとマクラーレンを追撃

優れたプロダクトポートフォリオ

アストンマーティンのクルマはどれもFRで、(これまで)デザインもほとんどいっしょ。
ヴァンテージやヴァンキッシュ、DB9といったクルマがあったものの、正直言うと「違いがわからない」という印象があり、そしてアンディ・パーマーCEOは「DB11はDB11」「ヴァンキッシュはヴァンキッシュ」といった感じでキャラクターを明確に分けています。

これによって自社内での競合を食い止めて「ほかメーカーのクルマ」を食うことが出来るようになっており、かつ「より多くのクルマを発売できる」環境を構築。
レギュラーモデルだけではなく、限定モデルもそれぞれの性格がありますね。

衝撃のルックスで登場した新型アストンマーティン・ヴァンテージ。全てが新設計、電制デフも採用し1980万円

アストンマーティンは常に未来を見ている

アストンマーティンは「セカンド・センチュリー」プランを推進中ですが、これはすでに100年という節目を迎えたアストンマーティンが、次の100年をどう生き残り、成長するかという計画。

そのために何を行うべきかを考えていて、たとえばミドシップスポーツについても「いきなり市販車」を出しても売れない(フェラーリやランボルギーニ、マクラーレンには勝てない)と考え、まずはトンデモ級のハイパーカー「ヴァルキリー」でアストンマーティンのミドシップの威力を見せつけ、そのイメージを反映させた(通常の)市販車を投入することで、アストンマーティン初のミドシップスポーツの販売を有利に進めたいという計画を持っています。

どんなに苦しくとも前進をやめなかったアストンマーティン。利益がさらに増え、業界最速で成長中

と、こんな感じではありますが、とにかくぼくが高く評価しているのがアストンマーティン。
そのアストンマーティンが株式公開するというのであれば、ぼくは全力で買いに行こうと思います。

VIA:REUTERS

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