リマックの新型EV追加情報。テスラ・ロードスターの登場で性能変更を余儀なくされた?

| リマックは新型テスラ・ロードスターにターゲットを変更? |

先日同社の第二弾となるEVのティーザーキャンペーンを開始したクロアチアのリマック(Rimac)ですが、その新型EVについてさらなる情報。
これは英国Autocarが報じたもので、120kWhバッテリーパックを持ち、一回の充電あたり航続可能距離は400キロ程度となる見込み。

コードネームは「コンセプト・ツー」

現在、コードネームは「コンセプト・ツー(Concept Two)」とされていますが、最初のEVが「コンセプト・ワン(Concept One)」の名称にて発売されており、そのまま「コンセプト・ツー」で登場する可能性も。
もちろんスーパースポーツとしてのパフォーマンスもコンセプト・ワンを上回るのは確実で、「1224馬力」のコンセプト・ワンよりも高い出力を誇ることになりそう。

なお、コンセプト・ワンは4つのモーターを持つ4WDで、0-100キロ加速は2.5秒。
発表時にもリマックCEOは「2秒を切ることも可能」だとしており、今回の「コンセプト・ツー」では実際にそれを達成する可能性も。

やっかいなのは「テスラ・ロードスター(新型)」の存在で、こちらは0-100キロ加速1.9秒を公言しており、「ハイパーEV」としてその名を轟かせたリマックとしてはこれに対抗せざるを得ないのかもしれません(この存在さえなければ、コンセプト・ツーは価格を抑えて拡販することも可能だったのかも)。

「コンセプト・ツー」について特筆すべきは「レベル4」の自動運転、つまり「ドライバーがなにもしなくていい」レベルの自立運転が可能だということで、加えてコンセプト・ワンよりも広い室内を持つなど、実用性についても意識した車となりそうですね(10台しか生産しなかったコンセプト・ワンに比較して100台を清算しようということなので、それも当然かもしれない)。

自動運転のレベル定義はこうなっている

現在国際的に定められる自動運転の定義はこちら。
アメリカのNPOであるSAE Internationalがによる”J3016”という企画がベースになっていますが、おそらく日本含む世界中でこの内容に統一されることになりそうです。

レベル0
ドライバーが運転に関する全ての操作を行う。
レベル1
加速・操舵・制動のいずれかを車両側が行う(自動ブレーキ含む)。
レベル2
加速・操舵・制動のうち、複数を車両が行う。
アダプティブ・クルーズコントロールもこれに該当。
レベル3
加速・操舵・制動を全て車両が行うが、緊急時や自動運転システムの限界時にはドライバーが操作を行う。
なお事故時の責任はドライバー。
レベル4
完全自動運転を車両が行い、ドライバーは運転に関与しない、または存在しない。
レベル5
レベル4に加え、走行に関して限定条件がない「完全自動運転」。

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メルセデスAMG「プロジェクト・ワンはダウンフォース700kg」→マクラーレン「800kg」→アストン「1800kg」

| すっかり影が薄くなったAMG Project One |

メルセデスAMGがそのハイパーカー「プロジェクト・ワンは700キロのダウンフォースを発生」と公開。
あれ?プロジェクト・ワンはもう発表されてるんじゃないの?という感じですが、実はまだ「開発途中」でスペック詳細は未公開。
これは「アストンマーティン・ヴァルキリー」「マクラーレン・セナ」も同様で、もろもろの事情でまず「見切りで車体を発表」する場合も(セナは最近になりスペックが公開)。

納車前から熾烈なスペック争い

なおプロジェクト・ワンの車体重量もまだ確定しておらず、「1300キロ〜1400キロ」と言われており、しかし今回はAMGのボス、トビアス・メアース氏が「ダウンフォースは700キロ」とメディアに語った模様(正確には車体重量の半分のダウンフォース、という表現)。

これはメルセデス・ベンツ、AMG史上でもっとも高い数値であり、マクラーレンP1 GTRの660キロよりも大きな数値となっていますが、ちょっとタイミングが悪かったのは、ほんの少し前にマクラーレンが新型ハイパーカー「セナ」のダウンフォースについてプロジェクト・ワンのそれを大きく超える「800キロ」だと発表したこと。

これによってプロジェクト・ワンのダウンフォースが「700キロ」と聞いても「ふーん」となってしまうわけですが、マクラーレン・セナはダウンフォースのためにデザインを犠牲にしたともデザイナーが語っており、それだけこの「800キロ」を達成することの難しさもわかるところです(そのためにマクラーレン・セナは”醜い”と言われるようになってしまった)。

なお、さらに「上には上」がいて、アストンマーティン・ヴァルキリーはなんとセナの倍以上となる「1800キロ」のダウンフォースを発生。
さらにヴァルキリーのサーキット専用モデル「ヴァルキリーAMR Pro」は運転するのにフィジカル強化が必要だとされていますが、あらゆる意味でヴァルキリーは「桁外れ」と言えそうですね。

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スズキ ジムニーシエラ(Jimny SIERRA)がフルモデルチェンジ!!新型ジムニーシエラが遂に誕生か!?

スズキ・ジムニーシエラ

 

 

スズキSUZUKI)が、2000年より製造販売を行っている本格オフロードカーの「ジムニーシエラJimny SIERRA)」が、20年ぶりにフルモデルチェンジされる軽オフロードカーの「ジムニーJimny)」と近い時期にフルモデルチェンジされるという情報をキャッチしました。

 

ジムニーシエラは、軽自動車のジムニーから派生して誕生した「ジムニーワイドJimny wide)」の後継車種として誕生しました。

 

 

発売から1年後には、グッドデザイン賞を受賞し、静岡県警察パトカーとしても採用された実績があります。

 

ジムニーワイドは、1998年に誕生し、発売から2年後にマイナーチェンジされると同時に、車名を変更し生まれ変わっております。

 

フルモデルチェンジの概要

 

 

ベース車両は、軽自動車の新型ジムニーになる模様です。

 

 

また、オフロードカーとしての耐久性耐候性のアップを図った新開発のラダーフレームが採用されるようです。

 

 

エクステリアは、メルセデスベンツGクラス小型化した感じになる可能性が高いと予想されています。

 

 

パワートレインには、1.3L 直列4気筒NAデュアルジェットエンジンが搭載されると予想されています。

 

インテリアデザインは、現行モデルよりもオフロードカーらしいデザインが採用される見込みのようです。

 

スパイショット

画像引用元:Spider7

 

こちらが、2018年夏頃にフルモデルチェンジされると噂されている新型ジムニーのスパイショットになります。

 

フルモデルチェンジの概要でもご紹介させて頂いたように、ミニGクラスにしか見えませんね。

 

残念ながら新型ジムニーシエラのスパイショットは撮影されていないようです。

 

ワールドプレミアの時期

 

 

新型ジムニーのワールドプレミアは、2018年夏頃に行われるようです。

 

続いて、新型ジムニーシエラのワールドプレミアは、2019年春頃と予想されています。

 

最新情報を入手しましたら続報にてご紹介させて頂きたいと思います。

Source: AIS 自動車情報サイト automobile information site

ランボルギーニ・ウルスを見てきた(3)。内装はこれまでのランボルギーニと一線を画している

| ランボルギーニ・ウルスのインテリアを見てみよう |

ランボルギーニ・ウルス内覧会第三弾。
第一弾、第二弾ともに外装について紹介してきましたが、今回は内装を紹介したいと思います。

ランボルギーニ・ウルスの内装はこうなっている

内装は基本的に5つのテーマがベースで、UNICOLOR LEATHER(ユニカラー・レザー/単色レザー)、SPORTIVO LEATHER(スポルティーボ・レザー/ツートンのレザー内装)、ELEGANTE LEATHER(エレガンテ・レザー/単色レザーだがカラーが選べる)、UNICOLOR ALCANTARA(ユニカラー・アルカンタラ/単色のアルカンタラ)、SPORTIVO ALCANTARA(スポルティーボ・アルカンタラ/ツートンカラーのアルカンタラ)。

単純にカラーコーディネートで言えば「単色」か「ツートン」か、素材だと「レザー」か「アルカンタラ」か、ということに。
そこからステッチやシートベルト、カーペットなど細かい部分を選択することになります。
展示車の内装はおそらく「SPORTIVO LEATHER(現時点での価格は282,136円)」で、ブラックとツートンのレザーが使用されたもの。

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ドリンクホルダーも「ヘキサゴン」で、内部にはアンビエント照明がインサートされています(発光色はいくつかあるっぽい。ブルーとホワイトは確認できる)。
トリムはリアウ「カーボン」で、もちろんこれはオプションだと思われます。
カーボン内装については範囲の狭い「スモール」が310,416円、より範囲の広い「ビッグ」が592,552円。

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シート調整スイッチにはアルミ調(スパッタリング)加工。
これはおそらくウラカンにも取り付け可能なパーツだと思われ、このスイッチだけを取り寄せて(ウラカン純正のものと)入れ替えると見た目がぐっと良くなりそう(ぼくは今、自分のウラカンにアウディ用のパーツを取り寄せて流用装着している)。

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スカッフプレートは自発光式。
カーボン+アルミですね。

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「後ろのドアが開く」ランボルギーニはやはり衝撃的。

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スピーカーグリルは金属製で、「Yアロー」がデザインされています。
ここは「靴で蹴ってしまいやすい」ところなので、頑丈な素材や加工はありがたいところ。

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こんなところまでYアロー。

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アメリカ人大好き、「ワイヤレス(スマートフォン)充電」。

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センターコンソールのライティング。
ここはアウディ/ポルシェ問共通の内部構造を持っていると思われ、しかし実際に目に見える部分はランボルギーニ独自のデザイン。

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ウインドウやミラーのスイッチ類。
ここも基本的にはアウディ/ポルシェと共通する部分です。

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他の画像はFacebookのアルバム「ランボルギーニ・ウルス」にアップ中。

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これで「生活臭」ともおさらば!シトロエンがオシャレなミニバン新型「ベルランゴ」発表

| これなら「所帯じみた」印象はない |

シトロエンがそのミニバン、「Berlingo Multispace(ベルランゴ・マルチスペース)」を発表。
1996年に登場した同名ミニバンの後継ということになりそうですが、実車はジュネーブ・モーターショーにて発表される、とのこと。
デザイン的にはC4カクタスで一気に「シトロエンのアイコン」と言えるまでに有名となったエアバンプを採用。
エアバンプ自体は今後採用されないという話もあったものの、やはりこれは継続されるようですね。

フランス車っぽいオシャレなミニバン

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とにかく「遊び」「実用性」に特化した車のようで、「28箇所」もある収納スペースが自慢。
ちなみに欧州ではこのセグメントは非常に競合が多いとされ、シボレー・シティエクスプレス、ラム・プロマスター、フィアット・ドブロ、フォルクスワーゲン・キャディ、日産NV200、ルノー・カングーなどが存在。
そのほとんどは日本に未入荷なので実感が湧きませんが、意外や多くのメーカーがミニバン(といってもほぼ商用に近い)を投入しているようです。

ただ、今回のベルランゴ・マルチスペースは「商用」とはかけ離れたオシャレな内外装を持っており、かなりな競争力を発揮することになりそう。
プジョー・シトロエングループでは「シトロエン」を価格訴求力のあるブランド、「DS」をプレミアムブランドと位置づけているので、おそらくこのベルランゴも安価なプライシングがなされると思われますが、これが日本に入ってくるかどうかは今のところ不明。

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日本は「ミニバン」の本場であり、その中で勝ち抜くのは容易ではないと思う反面、「ミニバンは世帯っぽい雰囲気がある」と思いながらも様々な事情にて他の選択ができない人々に受けるかもしれない、と思ったり。
つまりこのベルランゴは「消極的な選択肢」ではなく「積極的な選択肢」として選びたくなるミニバンになるのでは、とも考えています。

なおエンジンはガソリンとディーゼルで、出力は75-130馬力。
トランスミッションは8速ATが組み合わされます。

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ボディタイプには「スタンダード」「ロングホイールベース」があり、前者は5人乗り、後者は7人乗りとなっていますが、かなり実用性が高そうですね。

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ベンツの買収に動いた中国吉利汽車。その第一号車は「メルセデス・ベンツEクラス」のまんまコピーだった・・・。

| メルセデス・ベンツは積年の夢 |

現在、大胆にもメルセデス・ベンツ(ダイムラー)の株式取得を進め、メルセデスをコントロールしようとしている中国の吉利汽車(Geely)。
今回中国のテレビ番組で過去に組まれた特集が動画としてアップされており、その歴史が紹介されています。
なお、メルセデス・ベンツは吉利汽車から提携を打診された際「断った」としており、そのため吉利は株式市場を通じて敵対的行動に出たわけですが、ダイムラーのヒゲ会長、ディーター・ツェッツェ氏は「ここ一年は吉利と話をしたこともない」と相手にもしていない様子。

吉利の第一号はメルセデス・ベンツEクラスのコピー

なお、この動画を見るとメルセデス・ベンツが提携を断ったのはまさに「正解」。
動画内で紹介される吉利汽車の設立者、李書福氏の夢は「中国のメルセデス・ベンツ」を自分の会社で作ること。
そして驚くべきは、その吉利汽車の「第一号車」がメルセデス・ベンツの完全コピーだということで、動画をを見ると「まさにメルセデス・ベンツEクラスそのもの」。

「中国のベンツを作りたい」というのは、「メルセデス・ベンツのような素晴らしい車を中国で作れるようになりたい」ということではなく、「まんまベンツを作るアル」という意味であったということですね。

なお、この車は1996年に作られており(20年ちょっとでそのメルセデス・ベンツを買収しようかというところまで来ているのは驚異的)、ナンバープレートは「浙 J 0011 试」。
これは「浙江省登録で、テスト用の車」であることを意味します。

番組自体は2009年のもので、李書福氏は1990年代前半に、中国にはキャデラックやメルセデス・ベンツのような高級車がないことに不満を覚えていたと語っており、自身で「中華ベンツ」を作ろうと決意した模様。
この車は「吉利一号」と命名されていますが、この時点で吉利汽車は車を生産しておらず、ほかメーカーもまだ本格的に車を生産していない状態。

第一号車は手作り

よって生産を自前で行うことも、生産を委託することも出来ない状態ですが、当時(中国メーカーの)第一汽車(FAW=First Automobile Works Group)はすでにアウディとの提携によって「アウディ100/200」を生産していて、李書福氏はこのアウディ100を「中華ベンツ」のベース車として選択。

そういった経緯もあって、ここに世にも奇妙な「アウディベースのメルセデス・ベンツ(中華製)」が誕生したわけですが、まず彼はそのアウディ100を購入して自身の工場へ運び込んでから分解し、ボディはグラスファイバーやスチールで自作。
インテリアは第一汽車の所有する高級車ブランド「紅旗(中国の高級官僚が乗ったり、パレード用に使用される)」の車から流用した、とのこと。

李書福氏は当時を振り返って「一日に2時間しか寝ずに働いた」としていますが、これが「コピー」でなければ感動秘話だったのかもしれません。

なお、成り行きを見ると「メルセデス・ベンツ」は李書福氏にとって積年の夢でもあり、買収に対して野心を燃やすのも納得できるような気はします。
ただ、メルセデス・ベンツとしては「その歴史がベンツのコピーから始まった」会社に乗っ取られることだけは避けたいところですね。

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ポルシェGT部門「新型ケイマンGT4CSはパワーアップ、ダウンフォース強化。台数の限定はない」

| サーキット最速ポルシェ誕生? |

ポルシェは718世代のケイマンGT4の開発を急いでいますが、そのケイマンGT4のレース用モデル、「ケイマンGT4クラブスポーツ」についても開発が大詰めとなっている模様。※画像は先代
ポルシェGTスポーツ部門のボスによると、「特にハンドリングは扱いやすくなった」とのことで、おおよそ開発が終了していることもわかります。

新型ケイマンGT4クラブスポーツは「より走りやすく」

加えて「エンジンパワーをちょっとだけ足した」「ダウンフォースも強化されている」と語っており、より速く、より楽しい車に仕上がっていることが想像できます。
現時点ではエンジンそのもの、エンジン出力は不明ではあるものの、おそらくは(ストリートバージョンのケイマンGT4同様)911GT3由来の4リッター・フラットシックスを搭載すると見られ、出力は500馬力に達するというのがもっぱらの予想。

なおストリートバージョンとは異なりトランスミッションはPDKのみで、しかし先代のように限定とはならないということも公表されており、これ(台数制限なし)は嬉しいところではありますね。
これにはポルシェのGT部門をより拡大したいという意向のほか、「転売を防ぐ」という目的もあるのかもしれません。

なお先代ポルシェ・ケイマンGT4クラブスポーツは400台のみの限定となり、エンジンは3.8リッターフラット6で385馬力。
トランスミッションはPDKのみ、デフは器械式、サスペンションは911GT3カップから移植されるというハードコアな一台となっています。
標準でロールケージも備え、ウインドウ類の一部を樹脂化するなど軽量性も追求し、車体重量は1300キロ(価格は2000万円くらい)。

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トヨタ カローラアクシオ (10代目 ’06-’12):キープコンセプトながらサブネームが付加され、燃費が向上 [E14♯]

トヨタ カローラ アクシオ 2006

1966年に初代モデルが発売されたトヨタの大衆車「カローラ」は、2006年10月に6年ぶり9度目のフルモデルチェンジを実施し、10代目モデルに移行しました。この代から「アクシオ」のサブネームが付加されものの、基本コンセプトに大きな変更はなく、プラットフォームも先代をベースとした物が使用されました。

エンジンは整理され2種類に

ボディタイプは先代同様4ドアセダンのみの設定で、スタイリングは先代よりややアグレッシブな造形となりました。又、Cd値0.29の空力性能は先代と同一でした。ボディサイズは全長4,410mm×全幅1,695mm×全高1,460~1,470mmで、全高が10mm低くなった以外は先代後期型と同一であり、ホイールベースも不変の2,600mmでした。一方車両重量は70~90kg程増加し、1,100~1,270kgとなりました。

トヨタ カローラ アクシオ 2006

駆動方式は先代同様FFとフルタイム4WDが設定され、サスペンション型式もフロント:ストラット式/リア:トーションビーム式(FF車)・ダブルウィッシュボーン式(4WD車)が踏襲されました。エンジンは1.3Lガソリンと2.2Lディーゼルが廃止され、先代から受け継がれた1.5L直4DOHC VVT-iの1NZ-FE型と、新開発された1.8L直4DOHC Dual VVT-iの2ZR-FE型の2種類に整理されました。

トヨタ カローラ アクシオ 2006

最高出力/最大トルクは、1NZ-FE型FF用が110ps/14.3kgm、同4WD用が105ps/13.8kgm、2ZR-FE型FF用が136ps/17.9kgm、同4WD用が125ps/16.6kgmでした。トランスミッションは、それまでの4速トルコン式ATに代わりカローラ史上初となるCVTが採用された他、1.5L FF車には引き続き5速MTも用意されました。

改良を受け燃費が向上

グレード体系は、1.5L/1.8L共通グレードとして標準グレード「X」及び上級グレード「G」が、1.8L専用グレードとして「ラグゼール」及び「ラグゼールαエディション」が設定されました。装備面では、発売当初全車にバックモニターが標準装備された事が目新しい点でした。そして2008年10月のマイナーチェンジで、フロントマスクやリアコンビネーションランプの意匠変更が行われました。

トヨタ カローラ アクシオ 2006

同時に1.8L車の運転席に快適温熱シートが採用された他、内装の質感向上が図られました。その他、装備の見直し(一部グレードを除きバックモニターのオプション化)や、装備を簡略化したエントリーグレード「Xビジネスパッケージ」の設定などが行われました。次いで2009年10月の一部改良で、1.5L FF CVT車の燃費が0.4km/L(10.15モード)向上した他、「G」の内装の質感アップなどが図られました。

トヨタ カローラ アクシオ 2006

更に、1NZ-FE型エンジンにターボチャージャーを装着し、アウトプットを最高出力150ps/最大トルク20kgmまで高めると共に、専用の足回りや内外装を備えるコンプリートカー「GT TRDターボ」が発売されました。次いで翌2010年4月に実施された一部改良で、1.5L FF CVT車の燃費が更に1.4km/h向上しました。

又、1.8L車のパワートレインがバルブマチック採用の2ZR-FAE型エンジン(FF車:最高出力144ps/最大トルク17.9kgm/4WD車:最高出力133ps/最大トルク16.7kgm)+Super CVT-iに置換され、こちらも燃費が1.2~1.4km/L向上しました。そして2012年5月にフルモデルチェンジが実施され、現行型となる11代目E16♯型に移行しました。

Source: びぃくるず

新型ストラトスは「自分で、ベースとなるフェラーリ430スクーデリアを用意する必要あり」。やはり総額9000万円

| F430ではなく430スクーデリアではないとダメ? |

先日、マニファットゥーラ・アウトモビリ・トリノ(MAT)が公表した「ランチア・ストラトス」の復活計画ですが、プロジェクト名は「ニュー・ストラトス(New Stratos)となる模様。
価格は500000ユーロ(6632万円)からとされているものの、これには「ベースとなるフェラーリ430スクーデリア」が含まれず、このニュー・ストラトスへ改造するためのドナーとして別途430スクーデリアを手配する必要がある、とのこと。

稀少な430スクーデリアのホイールベースを短縮

ただでさえ25台限定と「敷居の高い」ニュー・ストラトスですが、さらに希少な「430スクーデリア」を用意しなくてはならないという二重のハードルがあり、たとえば日本だと430スクーデリアの中古車は11台登録されているものの、その価格は2180-2380万円、とかなり高価。
マニファットゥーラ・アウトモビリ・トリノでは、この希少な430スクーデリアのフレームをカットしホイールベースを20センチ詰め、専用エキゾーストシステムの装着にて430スクーデリアの503馬力から533馬力へとパワーアップ。
なお、追加費用を支払えば600馬力までのチューンが可能、とのこと。

もともと、この「ニュー・ストラトス」は2010年に(当時現役だった)フェラーリ430スクーデリアベースにて製作されて発売が計画されていたものですが、そこから8年経過した今でも「430ベース」ということは(458や488をベースにしていないという点で)当時からエンジニアリング的には進歩していないということに。

総額だとやはり9000万円くらいになり、その価格があればベースモデルはなくとも「ワンオフ」でシャシーを作れそうなものではあるものの、そうなると(各種安全基準など)法規の問題をクリアできなかったり、という事情があるのでしょうね。

今回「ランチア」の名称は使用しておらず、それはランチアの許可が得られなかったためだと思われ、しかしこのデザイン(オリジナルのランチア・ストラトスはガンディーニ、ニュー・ストラトスはピニンファリーナ)についてもランチアから何か言われる可能性がありそうで、今回もまた「立ち消え」にならないことを願うばかりです。

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50周年を迎えるイタルデザイン(ジウジアーロ)。その歴史と代表的な作品を見てみよう(1)

| イタルデザインはジウジアーロが設立したデザイン会社 |

イタルデザインは今年50週年を迎え、先日その記念として「ゼロウノ・ロードスター」発売を発表したばかり。
2010年にフォルクスワーゲン・アウディグループに吸収され、ランボルギーニがその株式を保有していますが、もとはというとジョルジエット・ジウジアーロ氏が1968年に設立した会社。
ジウジアーロ氏自身は日本でも非常に有名で、セイコーの腕時計やブリジストンの自転車をデザインしたことでも知られます。

自動車業界でのキャリアスタートは17歳

そのジウジアーロ氏ですが、その経歴は輝かしく、高校生の頃に制作したフィアット500のデッサンをフィアットに評価され、なんと17歳でフィアット入り。
その後はかの「ベルトーネ」にスカウトされてベルトーネに入社し、後にカロッツェリア・ギアを経てイタルデザインを設立した、という経緯を持っています。

イタリアの自動車業界はやや特殊で、自動車メーカーはデザインや製造を「カロッツェリア(デザインや製造を担当する)」へと委託するのが通例であった時期もあったため、全盛期には数多くのカロッツェリアが存在し、イタルデザインのほか、ベルトーネ、ピニンファリーナ、ザガート、現在だとケン・オクヤマ氏の会社もカロッツェリアに分類されます。

イタルデザインの代表的な仕事を見てみよう

マセラティ・ボーラ(1971)

今回ここでは「イタルデザインによる代表的な車」をいくつか見てみたいと思いますが、まずは「マセラティ・ボーラ」。
これは1971年登場のミドシップ2シータースポーツカーで、シトロエンがマセラティをコントロールしていた時代の製品。
ランボルギーニやデ・トマソに対抗したモデルだとされています。

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マセラティ・ブーメラン(1971)

実際には稼働しない、展示のみの車ですが、後にこれが「ボーラ」へと発展(発表年次を考えると同時進行?)。
ジウジアーロが得意とするウェッジシェイプと直線を多用した車で、ステアリングホイール内にメーターパネルを内蔵するなど、内外装ともに「ぶっ飛んだ」車。
レストアを受け、2012年、2013年も各種クラシックカーショーにて賞を獲得しています。

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初代ゴルフ(Mk.Ⅰ/1974)

もしかするとイタルデザインを「代表する」といってもいいのが初代フォルクスワーゲン・ゴルフ(1974)。
これはひとつのメートル原器と言ってもよく、多くのフォロワーを生みながらもそのデザインは現行ゴルフ7にも活かされており、911やミニ同様、もはや「アイコン」とも言える存在ですね。

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ロータス・エスプリ(1976)

ジョルジエット・ジウジアーロ得意の「折り紙」デザインがうまく表現された車で、シンプルな面構成を持ちながらも今見ても斬新と思えるデザインを持っています。
007「私を愛したスパイ」にてボンドカーとして登場したことでも有名。

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BMW M1(1978)

BMWがスーパーカー事業に参入すべく、ランボルギーニへと開発を委託した車。
開発にはジャンパオロ・ダラーラも加わった夢の車ですね。
残念ながら(何度か登場がウワサされながらも)後継はない、とされています。

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ランチア・デルタ(1979)

イタルデザインとランチ後のつながりは深く、テーマ、プリズマといった車も手がけているものの、やはり「ランチアといえばデルタ」。
その後もHFインテグラーレなどバリエーションを増やしており、現代でも愛されている車の一つ。

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デロリアンDMC-12(1981)

言わずと知れた、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に登場し一躍有名になった車。
ボディパネルはステンレス無塗装(塗装されたもの、アルマイト仕様もある)でガルウイングという特徴的な外観を持っています。
これを製造していたデロリアン・モーター・カンパニーはすでに倒産し、後継モデルはないものの、これも多くのファンを持つ車ですね。

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サーブ9000(1984)

これまでのイタルデザインの作品とは大きく雰囲気の異る車で、なんとも言えない特徴的な外観を持っています。
日本でも人気のあったモデルで、ぼくも実際「サーブといえばこの9000」というイメージ。

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ブガッティ ID90コンセプト(1990)

時代が時を重ねるにつれ、自動車メーカーはデザインや生産を自社で行うようになり、それまでカロッツェリアが担っていた仕事が減少することに。
そこで多くのカロッツェリアが業態転換を余儀なくされ、一部は自動車メーカー同様に生産力を強化したり、またあるカロッツェリアはよりデザインにフォーカスするように。
イタルデザインは後者で、自動車メーカーのコンセプトモデルを多く手がけるようになった時代の作品ですね。
なお、このID90コンセプトは後の「EB110」に影響を与えたと言われています。

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AZTEC(アズテック/1988)

自動車メーカーの依頼ではなく、イタルデザインが単独名義で発表したコンセプトカーが「アズテック」。
アウディの直5ターボエンジンを搭載した、なんとも未来的なルックスが特徴です。
実際に18-50台(実際のところはよくわからない)が生産されており、オークションでは1億円を超える価格をつけたものも。
左右シートが分断されており、乗員同氏はヘッドホンとインカムを装着し、これで会話するという面白いクルマでもあります。

BMWナスカM12(1991)

90年代に入るといずれのカロッツェリアも「未来的な」デザインを目指すようになりますが、イタルデザインもそのひとつ。
これまでの「折り紙」デザインから一転し、曲線と局面を多用したデザインも見せるように。
なお、このナスカM12はブルネイのスルタンへと納車された、とのこと。

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VIA:Motor1

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